即決よりも大事なことの
1つ目として挙げた「誰から買うか?」
2つ目は「スピード感が合ってるか?」
3つ目は「短い滞在時間」です。
いきなり会った人と長時間一緒にいれる人って世の中少ないと思います。
できれば知りたいことだけ聞いて、そのやり取りの中で「仲良くするか決める」
こんな進め方ではないでしょうか?
ましてや自分のお金をその人に渡すという「買い物」という行為をするなら尚更です。
そうすると、内容云々より「長かったー」みたいなことが勝ってしまうと、
「疲れたー」となってしまい、いい買い物という記憶には残りづらくなります。
販売接客、法人営業、個人営業、どれでも言えることです。
もちろん、すごく楽しい時間になれば多少長くても大丈夫ですが、限界があります。
それよりも会う回数を増やすようなやり方の方が後の印象が圧倒的に良いです。
また、実際即決を進めるにあたり、必要以上に高い目標達成ラインがあったりすると、
躍起になって、ニーズのないお客さまを「説得する」形をとる人が出てきますが、
これも大間違いです。
時間もかかるし、回数を増やせない。しかも無駄な時間が増えると「疲れたー」に繋がってしまい、失注するわ、好きにもなってもらえないわでてんやわんやです。
管理職の方にもお伝えしたいですが、今までの実績から遠い目標を定めたいときは、必ず現場との合意形成をするための根拠を持って行って話した上で、やらせてみて、日々調整してください。
でないと、無理なクロージングからの返品となるクーリングオフ、はたまたクレームとなってクレーム処理を開店時間の中で対応することとなり、全てが悪循環です。
短めの滞在時間を設定してあげて、伸びる分にはお客さんとの関係値次第、こういうふうに捉えるのが現場も管理側もハッピーですし、結果的に「次回の即決」につながっていきます。