携帯「販促イベント」未開拓の地へ
ビジネスコミュニティ成田FCの「副業販売員」プロジェクトの記事です※詳細はコチラを参照ください
第1弾は「ショッピングモールでの携帯販売イベント」ミッションは他社のケータイから自社ケータイへの乗り換え(MNP)成約です。
season1の記事 : 第1回・第2回・第3回・第4回・第5回・第6回・第7回・第8回・第9回・第10回・第11回・第12回・第13回
「クロージング不要のセールスデザイン」で販売現場の問題解決を。
久しぶりの「経験ゼロでも出来る携帯販売イベントとセールスデザイン」シリーズの記事なので、プロジェクトの概要を改めてお話します。
現在は場所として「大規模ショッピングモール」にて「他社から自社へ携帯電話回線の契約を切り替える(MNP)」を主な商材とし、集客を「ゲームやアンケート等」で行い「自社商品のセールスを行う」という流れのモノです。
上記の方法は様々な商材で用いられるため多くの人がこの手のセールスを受けた経験があると思います。
この手法の問題点として「強引なセールスを受けてネガティブなイメージが顧客に定着している」という事と成田FCでは定義付けています。
ネガティブとして
- 「断ってもなかなか帰してくれない」
- 「こちらの意見を何度も否定してくる」
- 「契約の意思は無いと伝えると態度が豹変する」
などが主にあるのでは無いでしょうか?かく言う私自身もそういうイメージです。
それもその筈で強引にセールスし「クレーム」「クーリングオフ」ありきで運営される事もしばしばある為です。
成田FCで現場に入ると「集客の時点で避けられる場面」を多く見ますから、その表情からいかに「過去イヤな経験をしたか」が想像できます。
それって「誰」が望んで「誰が喜んでるの?」誰も幸せになっていないセールス手法じゃないか?という疑問を私達は持っています。
そういう現場に、成田FC式の一切売り込まずに売る販売手法「クロージング不要のセールスデザイン」で「販売現場の問題解決」と「売り手も買い手も」共に幸せになる事を目的にしていのが、このプロジェクトです。
イベント初開催の地にて異変が!?
いつも稼働は北陸中心でしたが、今回は場所を移し「中部地方」による初開催です。
結論から申し上げて「今までとは全く違く」現場でした。
事前情報としては「数字が出にくい」「若年の子連れ夫婦が多い」「商談はちゃんと聞いてくれる」加えて「来館者は多い」という事でした。
不思議なのは「数字が出やすい環境」なのに「数字が出にくい」という結果がある事。
しかしこれを開催初日すぐに体感することになります。
会場面積としては今までにないくらい大規模で導線も広く確保され一見するととてもやりやすく見えました。
が
開催直後から対象となる来館者が「イベント会場を避けて通る」という事が発生します。会場のサイドの通路に来館者がどんどん流れていき「イベント会場はガラガラ」という事が起きました。まるで「斥力が働いている」んじゃないか?と思う程に避けられているのが誰の目から見ても明らかでした。
手も足も出ず初日は「目標の3分の1」という実績という過去例を見ない低水準です。
ちょっとした事が大きなキッカケになるという事。
2日目も全く同じ状況からスタートでした。来館者はイベント会場を避けて通っていきます。
しかし時が午後に差し掛かろうとした時、私はある事に気がつきました。
それは小さなお子様があるオモチャに興味を持った事でした。
『 コレだ… 』
どんなオモチャかと言えば、ただの「動物を模した散歩できるカラフルなビニール風船のオモチャ」です。
客観的に見てみるとイベント会場は何かを売り込まれる〝だけ〟にしか見えない「欲望丸出し」の設営でした。
そこですぐさま手持ちのこの動物オモチャを全て膨らませてゲーム会場に目立つよう設置。加えて会場入り口付近にも複数設置しました。
合わせてゴム風船で作った剣を量産しお子様にどんどん配っていきます。
すると会場には多くの子連れの家族が集まっていきました。
するとイベント初日とは全く違う状況になったのです。
では今回の記事はここまで✋
次回「何が顧客の行動を変えたのか?」です。乞うご期待!