❼失敗の再現性「良いお店と悪いお店」

問題が尽きない店舗で共通している事。

共通して言える事は例外なく【やらない(出来ない)理由しか考えていない】

上記の画像は昔に在籍していた店舗に常に貼っていたPOPで、基本的に移動した先の店舗にも貼っていた。※画像が荒く申し訳ない。

これの言わんとしている事はつまり

●出来ない理由ではなく出来る方法を考える。

●後ろ向きにならず常に前向きである事。

この2つを言っている。

別に仕事だけではない。プライベートでも同じことが言えるだろう。

例えば家族間のゴタゴタなんて大体これだと思う。

「正論を言ってるつもりで実は後ろ向きになっているだけ」という事は割と心当たりある人が多いと思う。

 

 

ミーティングの作法。

店舗内ミーティングのルール

個人的なオススメはルール(作法)を設ける事。大体にして話し合いをすると皆んな自分に都合の良い意見に偏るから。

例えば文句ばかり言う人というのは単純に新しい事をやりたくないだけだったりする。当然こんなの論外だけど色んな人がいるからある程度はしょうがない。これは想定の範囲内。

こういう時にルール・社内規定・企業理念etc..は役に立ってくる。

やらないといけない事が既に決まっている前提のミーティングだったら当たり前だけどここは動かさないで議論をする。

だから誰かが問題点を指摘したとしても必ず代案を出させるルールを作る。

コレは問題点を指摘して論破する事に仕事上の意味なんてないからで「提案に対しての答えを出していない」事になる。

だからそういう人が出てきたら【じゃあどうしたら良いか君の意見を聞かせて】と言う。それがミーティングのルールだから。

ここで言えない場合はその意見はボツにする。

 

 

最大の権力者は企業理念。

問題点しか指摘しない人はつまり自分が出来なかった時の言い訳を用意している。

そう理解しておいて間違いない。

だから「ルール(作法)だから」という事にしておけばそれ以上の文句は言えない。当然それは自分にも当てはまる。

相手にも自分にも同じ縛りを課しているのだから対等な関係(条件)でもある。

コレは企業理念も同じ。つまり社内における憲法や法律だと思うと良い。

社長でさえもその憲法には従う必要がある。絶対の権力者。

しかしながら罰則があるわけではない。

そこで起こるのが憲法を上層部が破ってしまうという事。そうすると当然ながらそこから下の人たちも破って良いんだという事になってくる。

そして企業理念が意味を無くしていく。

こういう組織は必ずモラルハザードを起こして重大な出来事が起きる事になる。それは閉店かも知れないし、組織の解体かも知れないし、業績悪化で買収されてしまうという事かも知れない。

最後に話が大分大きくなったけど、決して大袈裟な事ではない。

始まりは小さな事だったというのが世の常。

組織の「芯」の部分はそれが正しければ絶対に動かしてはいけない。

 

以上

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