「うちのお店の良いところって、実際どこなんだろう…」
「他のお店と比較した上で、うちを選んでもらうにはどうすれば良い?」
「お客様に、うちの店をどうアピールすればいいか分からない!」
「お客様へのアピール方法を検索してみたけど、難しくてよく分からなかった…」
そんな風にお悩みの店舗関係者様、一緒に考えさせてください!!
こんにちは!
私は、現在靴修理店など様々な店舗様をサポートさせていただいております、
店舗コンサルタントの柴田若菜です。
サポートする中で気づいたことの一つに、
「素晴らしい店舗様なのに、ご自身の強みを把握していない店舗様が多すぎる!!!!!」
があります。
私がヒアリングする中で他にはない強みを発見し、思わずテンションが上がってしまったときに、
「そんなの当たり前じゃないんですか?」「うちがそんなに良いお店だと思わなかった」と
きょとんとされること、本当に多いんです…
その謙虚さも勿論素敵ですが、ご自身独自の強みを自覚しお客様に発信していないことは
とっても勿体ないです!
この記事では、「うち独自の強み・アピール方法が分からない」という店舗関係者様に向けて
「自店舗独自の強みを把握することのメリット」
「自店舗独自の強みの見つけ方」
「実際の店舗様の事例」をお伝えします!
強みの見つけ方は調べると沢山出てきますが、難しい用語が出てきたり、大変そうな調査が書いてあることもしばしば…
そのためこの記事では、私が実際にクライアント様と行っている、
「身近な題材から強みを見つける方法」をご紹介します!
この記事を読めば、自店舗独自の強みを発見し、それを最大限活かして集客できるようになりますよ♪
自店舗独自の強みを把握することのメリット
「店舗独自の強み」はUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)ともいわれます。
「ユニーク」という言葉からも分かる通り、他の店舗や企業にはない強みを指します。
これを明確にするメリットは、以下二点です。
- 顧客への接し方の道しるべとなる
- 顧客にとっての「お店の決め手」が明確になり、集客コストを下げられる
①顧客への接し方の道しるべとなる
自店舗の強みが明確になると、
「お客様にお声がけするときの言葉選び
「SNSの投稿でも自店舗の強みを実感してもらうにはどんな文章がいいか」
「商品配置をどうしたら、自店舗の強みを体現できるだろう」など、
あらゆる決断への道しるべにできます。
これにより、悩むことが減る、店舗関係者での話し合いがスムーズになるなどの効果があります。
②顧客にとっての「お店の決め手」が明確になり、集客コストを下げられる
「自店舗独自の強み」は、勿論「他店舗の強み」とは別のものになります。
そのため、自店舗独自の強みを把握し打ち出せば、その強みが響くお客様は、他に行かずに来店し続けてくれるのです。
そのため、競合店舗と戦う必要がなくなり集客コストも大きく下げられます!
簡単3ステップ!「自店舗の強みの見つけ方」
自店舗独自の強みを把握するメリットが分かったら、実際に考えてみましょう!
やり方は様々ありますが、今回は身近な題材から考えられる3ステップをお伝えします。
- お客様からの「お褒めの言葉」を集める
- 「褒められるほどになっている理由」を分析する
- ここまでの検討内容を端的にまとめる
①お客様からの「お褒めの言葉」を集める
まずは、お店にとって一番身近な「今来てくださっているお客様」の声をよくよく聞いてみましょう!
その方々からのお褒めの言葉には、「そのお店が選ばれる理由」がつまっています。
「実は今まで質問したことがなかった」という店舗様もよくお見かけしますので、
是非この機会にトライしてみてください。
またGoogle口コミもあわせて活用しましょう!
以前以下の記事で、Google口コミは悪いコメントも集まりやすいとお伝えしました。
そのような中でも、Google口コミで良い口コミを書いてくださったお客様は、
どこを褒めてくださっているでしょうか?
それこそが、自店舗の大きな強みとなります。
※「開店間もない」などで上記を考えることが難しい場合は、一旦は自身のこだわりや意識したいことを考えて次のステップへ進みましょう!
その後お客様からの反応がある程度見えてきたら、最初に考えたものと比較して
改めて考えてみることをおすすめいたします。
②「褒められるほどになっている理由」を分析する
お褒めの言葉を集めたら、そのような言葉をいただけた理由を考えてみましょう。
それは当たり前に日常の中で意識していることかもしれませんし、
オーナー様のお人柄や趣味、過去の経験など働く人自体が褒められる理由かもしれません。
また、「同業の他のお店と違って○○」といった、相対的な理由もありえます。
普段何気なくやっていることを言語化することで、お客様に自店舗独自の強みをより強烈に伝えることができます!
このステップでは、「いい言葉を考えよう」「これではない別の理由があるのではないか」といったことは考える必要はありません。
思いついたことを、思いついたままに出してみましょう!
③ここまでの検討内容を端的にまとめる
最後に、分析した内容をまとめていきます。
お店の強みの「核」となっていることや、
強みを生み出せている理由として「他のお店では出てこない」理由はなんでしょうか?
それを基に、「○○だから、うちにはこの強みがあるのだ」と腑に落ちたら、
それこそが「自店舗『独自の』強み」となります!
実際の強み発見・活用事例
最後に、私のクライアント様(靴修理・合鍵作製店)での強み発見・活用事例をご紹介します。
このクライアント様は、技術は勿論ですが、接客の丁寧さといったお人柄と、
特に鍵について対応範囲が広いことを褒めていただくことが多かったそうです。
Google口コミにもそれがあらわれています。
※上記写真にある「フィルタ条件」は、Google口コミの中でどんな言葉が使われやすいかが分かるので是非ご活用ください!
そして私とお話をしていくなかで、
褒め言葉をいただける理由がどんどん出てきました。
例
「店舗開店前の百貨店での接客・営業経験」
「堅物な職人へのイメージに反する物腰の柔らかさ」
「特殊な鍵の需要が大きい土地柄」
「お客様からのオーダーにはできる限りお応えし、その後はスムーズに対応できる体制づくり」
これらは、一般的な靴修理店ではあまりない要素であるため、「自店舗独自の強み」が見えてきました。
これらを一通り出しきった後改めて一緒に整理させていただき、
「鍵にも強い靴修理屋」
「百貨店品質のヒアリングを軸にした修理」
などと端的にまとめることができました。
今では、これらを元にGoogleビジネスプロフィールの文章やブログの発信内容、店内POPの作成などでサポートさせていただき、
「お店の強みが明確になって自信がついた」といったお声を頂いています!
元々この店舗様にあった強みですが、
改めて整理し言語化することでこのように言っていただけることは大変嬉しいです!
ここまで、
「自店舗の強みを把握することのメリット」
「自店舗の強みの見つけ方」
「実際の強み発見・活用事例」を
お伝えさせていただきました。
是非ご自身の店舗でも考えてみてくださいね!
「そう言われてもうまく考えられない!」
そんな方は、是非私のXのDMへお気軽にご連絡ください。
お店の内側からは気づけない強みについて、
店舗コンサルタントの視点をもとに
それぞれのお店に合わせて、無料でご相談にのらせていただきます。
お気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。