店長研修の内容は実践的である理由

店長研修が「学んで終わり」ではない、が多くの店長研修が学んで終わりになっている理由

店長研修を年間100本以上している私から見た多くの店長研修の成果が出ない理由について今日はお話しようと思っています。

これまで他社の店長研修を導入をしていたクライアントが当社へスイッチされて、結果が出ると必ずと言っても話題に出る話があります。

それは・・・「成田先生の研修は実践的ですね」です。
そう、多くの店長研修は自店舗に持ち帰ってすぐに取り組めるものになっていない、ということです。

私の店長研修で意識していることは「店舗で実践するための計画を立てましょう」「さらにその計画を誰がいつどのように実施するのかの解像度をたかめてください」と研修内で日々のタスクに落とし込むようにしています。

しかし、他社の研修では「意識する」「早速取り入れてみる」という内容のアンケートで止まることがおおいらしく、何も結果がかわらずにアンケート結果は「良い」という評価で止まる傾向があるとのこと。

御社の店長研修はどうですか?しっかりと実践に落とし込むPDCAが1ヶ月で完結する研修内容になっていますか?その結果店長が確実に成長したな!と思える指標(目標客単価・成約率など)を達成できていますでしょうか。

店長研修をやるからには既存店売上を咋対比105%以上を目指すべき理由

店長研修を社内で実施する際に一つの指標にするべきことの一つに咋対比売上比率があります。
当社ではクライアントの事業難易度に応じて(周辺店舗の競合度など)設定をしているのですが、ひとまず105%に設定することを推奨します。

理由はシンプルで110%となるとそれなりに店長研修以外の施策部分も必須となるため、店長の人材レベルをひきあげることで達成できる目安として設定するのが良いかなと思います。

既存店の半数が咋対比を下回っている場合は早急に店長研修を実施することをお勧めします。
全店舗が咋対比を下回っている危機的状況でなければ人材レベル向上でかなりの確率で105%は実現することができます。

私が店舗で販売員をしていた時に店長によって売上が大きく変わることを体感しています。
それこそ3年半のアルバイトで店長が変わるたびに売上が伸びていき、当初の2倍まで売上が上がりました。

これはブランド訴求が進んだとか特需があったのではなく、単純に店長のマネジメント力と教育力が高かった、ということに他なりません。

私は、人材に無限の可能性を感じています。
だからこそ、教育の仕事を18年間もやっているわけですが、店長研修は中でも最も費用対効果の高い投資であると私は思っています。

人的資本経営と言われて数年経ちますが、私は起業した時から人材育成でかず多くの不採算店舗を黒転させてきました(もちろん私だけの力ではありません)。

教育研修をケチるのではなく、「強い店舗」づくりのための投資として取り入れることをお勧めします。

店長研修で企業価値(バリュー)はますます高まる

店長研修を実施することによる副次的効果は絶大です。
特筆すべきことの一つに店長の低離職率化が挙げられます。

やはり、既存店が元気がなくなる(売上が上がらなくなる)と店長のモチベーションも当然ながら下がります。次第に怒りやストレスの矛先は本部に向かいます。

本部が何もしてくれないから結果が出ないんだ・・・と他責思考になります。
売上が落ちるとモチベーション維持難易度が高まるのは理解できますよね。

もちろん店長研修を実施したことで常に売上を上げ続けられるか?と言われるとそれはそれで難しいのですが、少なくとも売上のベースは上がります。

それだけでなく店長自身でマインドコントロールできるようになるため(マインドセット研修)、感情の浮き沈みや仕事に対する取り組む姿勢にムラがなくなります。

結果的に店長のメンタルは安定し離職率低下に貢献します。
さらに、一緒に働くスタッフも店長が理由で辞めることも少なくありません。

常にメンタル面で落ち着いた店長と共に企業成長に貢献してくれるスタッフで溢れる店舗を作るためにもぜひ店長研修導入をお勧めします。

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