売上アップに必要なのはたった一つ、アイデアだけ
売上アップしたい!という企業向けに研修やコンサルティングを実施しているのですが、必ず伝えているのは「今までとってこなかったアイデアを実行すること」、です。
行動が変わらなければ結果が変わりません。
もっともっと売上アップしたい、利益率もアップしたい!と思うことは大切ですが、伴った行動をしなければ当然ながら結果が出るわけがないのです。
では行動が変わるためには何をしなければいけないのか?
それは、店舗内におけるチャレンジをする文化を育み、ミスに対して寛大になる組織を作ることが大切だと思っています。
そして、この成田式店舗変革の手法はほぼ100%再現性高く取り組めます。
これまでクライアントと接してきて最初からチャレンジ精神の高い組織は立ち上がりが早いのですが、ミスをして怒られて誰もチャレンジせずに言われたことをこなす組織でも変わることができるのが特徴です。
失敗することが怖い、というネガティブな感情は小さな成功体験を積み上げることで自信となり徐々に前向きなチャレンジ気質に変わっていきます。
新しい行動が生まれてミスをしても「ナイストライ!」と褒められることでもっとチャレンジしようという気持ちが強くなっていきます。
まずは、この文化を作ることが店舗経営者・店長にとって欠かせない役割と言えるでしょう。
売上アップのアイデアが生まれる文化を作ったら評価と改善の習慣を作る
売上アップするためのアイデアが生まれるようになったらチャレンジをする、ここまで良いですよね。
重要なのは、ここからです。
取り組む以上は結果につなげていくことで小さな成功体験が生まれるようになります。
そこで欠かせないのが、評価と改善です。
当社クライアントではこのように評価をしています。
施策前1ヶ月間の売上金額の推移(ビフォー)
施策後1ヶ月間の売上金額の推移(アフター)の差額
です。これが基本ラインになります。中には定番商品をテコ入れする場合は昨対比と照らし合わせながら取り組むこともあります。
正直、両評価も相応しいかどうかを問われるとなんとも言えないのですが、基準がなければ評価のしようがないので活用しています。
ここでは一円単位で売上と個数を入力するようにしています。それこそ1円でもアップしていれば成功体験と認定します。
思ったほど結果が出ない(ビフォーを下回る)こともあれば、上記のように達成できることもあります。
結果が出ない場合はしっかりと改善を施すことが大切です。やりっぱなし、失敗したまま放置を繰り返してしまうとやっても意味がないという思考になりますので注意しましょう。
評価と改善の習慣を会社全体で作り込むことができれば確実に組織は改善していきます。
ぜひご自身の店舗経営の新たな打ち手として検討していただけると嬉しいです。
コロナ禍で新時代を迎えた店舗ビジネスに新たな文化と習慣を作り上げることが大切です。