才能ゼロでも出来る使える手法とテクニック⑥
いつの時代もそうですが店舗ビジネスでは『新人が育ってくれない』『人が辞めていってしまう』『部下のモチベーションが低い』など【人】にまつわる悩みがあるあるだと思います。
『大きな結果を作りたい!』そう志はあるが上記の『悩み』が壁となって一歩踏み出せない。。。
そんな『日常に転がる悩み』解決のキッカケを店舗での仕事を約20年やってきた凡人である自身の体験から【才能ゼロでも出来る使える手法とテクニック】として私の記事ではお伝えしていきます!
全ては【言語化】を中心に考えていきます。
それでは今回のテーマは【新人が辞めない為に必要なこと】について記事です。
新人アルバイトが飛んでしまう理由とは?
よく新人アルバイトが「飛んだ」とか「続かない」という事が店舗ではあるあるだと思います。
これに関しても【言語化】して考えていきます。
「入社後間もない」「一人前に育ってない」というタイミングでなぜコレが起きやすいのか?まずこの現象に関して目を向けないといけません。
目を向けないというのは「あいつは根性がなかったから」「元々ダメなやつだった」と一言で片付け、この現象を思考をしない場合の事です。
数として退職<入社の図式になっている場合は「優先度」として下がっていても営業に支障がなければ必ずしも悪いとは言えませんが、そうでない場合は【危険】です。
危険というのは「店舗の営業に支障がでる」というレベルに関してです。
新人が感じているストレスとは?
まず最初に付け加えておきたいのは「あいつは根性がなかったから」「元々ダメなやつだった」という場合に関しての補足です。これは言い換えれば「採用時のミスマッチ」です。よって【採用のプロセス】になんらかの「欠陥がある」と考える方が自然ですし、その方が学びがあります。学びというのは次への改善に繋がる思考の事です。※以前に記事にしたので詳しくはコチラへ
それでは本題に戻ります。
「入社後間もない」「一人前に育ってない」というタイミングでなぜコレが起きるのか?
それは『仕事が出来ないから』です。
「え?当たり前じゃん、入社したばかりなんだから」とだけ考えて思考を終えてしまう場合、注意が必要です。
この「一人前の仕事が出来ない」という状態が当人にとっては大変なストレスなわけです。
チームスポーツをしている時に周りの皆が軽快にプレーしているのに自分は思うようにプレー出来ない状態を考えると理解できると思います。
つまりここに【最初の壁】があります。
教育を後回しにするといつまで経っても本当にやりたい事ができなくなる。
加えて「ストレス」は「自覚できる場合」と「自覚できない場合」があります。更に意識的に「発散できる人」「発散できない人」がいます。そしてタチが悪いのは「蓄積する」という事です。
つまりこの「一人前になるまでの期間に高ストレスを感じている」わけです。
1ヶ月で一人前になる場合と、3ヶ月で一人前になる場合は、後者の方が明らかに「ストレスを受ける期間も総量も多い」という事が言えます。
特に、仕事に対し強い動機付けがない場合が多いアルバイトであれば「キツイから辞めて次行こう」となるのは自己防衛本能や優先順位から考えても実に当たり前です。※何も言わずにバックレる事を擁護している訳ではなく一現象としての話です。
よって習得にある程度の期間が必要な業務である場合は『いかに短期間で習得できるように教育できるか』が重要な鍵になります。
それを『オペレーション』で解決するのか『仕組み』で解決するのか『人に』解決してもらうのか【環境や業務内容によって方法は様々】だと思います。もちろん内部組織で解決してもいいですし外部委託してもいいと思います。
いずれにしても「教育」を後回しにしていると「いつまで経っても忙しくてやりたい事ができない」なんて事になりがちです。
特に、求めている【結果】より、そこに到達する為の【手段】に拘りすぎてしまう性質がある方が陥りやすい罠とも言えます。手段と目的がごっちゃになっちゃう場合という事ですね。これを「手段の目的化」ともいいます。
そうならない為にも「教育の見直し」をしてみましょう。
ぜひ参考にしてみて下さい✋