お局様の対処方法について2

才能ゼロでも出来る使える手法とテクニック⑭

いつの時代もそうですが店舗ビジネスでは『新人が育ってくれない』『人が辞めていってしまう』『部下のモチベーションが低い』など【人】にまつわる悩みがあるあるだと思います。

『大きな結果を作りたい!』そう志はあるが上記の『悩み』が壁となって一歩踏み出せない。。。

そんな『日常に転がる悩み』解決のキッカケを店舗での仕事を約20年やってきた凡人である自身の体験から【才能ゼロでも出来る使える手法とテクニック】として私の記事ではお伝えしていきます!

全ては【言語化】を中心に考えていきます。

それでは今回のテーマは【お局様】について2回目の記事です。※前回の記事はこちら

「お局様」との関係性を考える。

それでは前回の記事の続きです。さて『お局様は本当に組織にとって有害なだけ』でしょうか?

あらかじめお断りしておくと意図的にコンプライアンス違反を犯したり、ルールを越えて組織を脅威に晒す行為を行う場合そういうタイプのお局様にはここでは一刻も早く去って頂くというスタンスです。

ではそうでない場合はどうしたらいいのでしょうか?

原則としては成田FC式セールス手法「クロージングを不要にするセールス」と同等の方法になります。

つまりセールスの前提である「顧客に寄り添う」を転用します。要は『お局様に寄り添う』これがベースになります。

前提として「変化を嫌っている」状態です。慣れた方法を変えられるのも嫌ですし、変えた事で仕事についていけなくなる事も怖いですし、何より自分の存在価値が脅かされるような気にもなるでしょう。

とはいえ、この場は囲われた「家庭」ではなく、店舗は開けた「社会」です。そもそも環境も役割も違います。

社会が変わり続ける限り、店舗も変わっていかないと生き残る事ができません。

逆説的に言うと「変わらないために変わり続ける」と言っても良いでしょう。「変わらない」とは店舗が「生き残る」ことの意味です。

お店がなくなれば、お客様も従業員もお局様も困るわけですから当然です。

 

お局様もお客様もヒアリングが大切

では「怖がっている状態」言葉を変えれば「警戒している状態」のお局様に対してどうするか?下記の二択であればどちらを選びますか?

  1. 今のやり方は古く非効率だから有無は言わせず強行して一気に新しい方法に変えさせる
  2. 現在の運営方法や意見を求めヒアリングを徹底する

どちらが正解でしょうか?

……

実はどちらも正解です。これは店舗や会社の目的や状態によって変わる為です。ただし会社のスタンスが変わったなどでもない限り基本的に②をオススメします。

つまりここはセールス同様で「ヒアリングが重要」と言う事です。

感情の奴隷になると目的を失うお話。

なぜならばヒアリングをやらずにいると新しい方法の「押し付け」になるからです。

押し付けになれば嫌々やることになり「前向き」には取り組んではもらえません。「いやいや、仕事なんだから嫌々でも前向きにやるのが普通だろ」と言う価値観もあるでしょう。コレには否定もありません。

 

しかしここに関しては私たちはドライです。ドライとは感情の奴隷にならないと言う意味です。そもそも嫌々やったところで最大限の効用が得られるとは考えていません。更に言えば店舗ビジネスは慢性的な人材不足です。以前ならば人が辞めてもすぐ新しい人が入ってくるので、今風に言えば「当たりガチャ」を引くまで人を回し続けるなんて事が可能でした。

よってそんなにリソースも割かなくていい環境でしたが、現在は余程の店舗でもない限りそれは有り得ないでしょう。

しかし嫌々やらせてもそれを越える「結果」をデザインしていれば別ですが。

厄介な「お局様」から、有能パートナーである「ベテランパート」へ。

ヒアリングは当然ですが「お局様が言ったことを全て取り入れる」と言うことを指している訳ではありません。目的としては人間関係の構築です。当たり前ですが「自分の話を全く聞かない人」と人間関係が構築できますか?できないはずです。

なので「先ずは人間関係を構築しましょう」と言うことです。

そもそも長きに渡り店舗を支えてきた功績がありますから、扱いづらいという理由だけで退けるのもまた不誠実な態度です。また豊富な経験を活かしきる事ができないと言うのもマネジメント上の問題と言えます。

雇用上の上下関係とは別に「お店を良くしていくという事に関しては横並びの関係」を築きましょう。

「○○さん、一緒にお店を良くして行きましょう」

【厄介で壁があるお局様から、有能なパートナーであるベテランへ】

それでは今回の記事はここまで✋

 

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