とある中部地方のショッピングモールで携帯を売っていたら、1人の外国の方が来て「携帯変えたい」と。
ふわっとインカムで「誰か英語できる方いませんか?」と。
折角なので、久しぶりだけどやってみるかとふわっと近づいて「どうされましたか?」からスタート。
インド近隣の国の人だったので、そっち系の英語の訛り。
シンガポールの時もいたなーと懐かしみながら話を聞き、丁寧に話を聞いて対応した。
ちなみに
国を変えるというのは、私も経験しているが、結構大変で、
・現地に入ってからいい携帯会社を使いたいが、どれがいいかわからない。
・なのでしょうがないから母国にいる間に、知り合いか誰かに契約しておいてもらう
・でも知り合いもまた外国人で情報不足の中でひとまず一緒のものを契約しており、一緒に撃沈
まー大体こんな↑状況なので、内容的には非常に適当に契約させられている。
日本人もそろそろ考え方を変えたほうがいいのは、
「自分達が海外行くときは旅行だからって、日本に来ている外国人も同じ感じで日本に来てる」
というのは完全な幻想だということ。
日本の方が母国より稼ぎがいいなら、彼らは日本でのある種差別が結果的に起ころうが
持ち前のメンタルの強さで乗り切ってくる。
そして母国に送金しながら、家族を養い、送金が一定量貯まれば、さらに給料の高い国に移動し、
さらに稼ぎ、家族を豊かにする。
それだけ行動力のある方々、つまり「敵にしてしまえば脅威そのものだ」ということ。
私は外国人をやったからこそそこを丁寧にしてもらえることが彼らにとっては非常にありがたいことを
自身で経験しているので、とにかく「正確な情報を届ける」ことに集中した。
そんな彼らも携帯変えるのに英語で対応してもらえると思っていなかったらしい。
土曜の朝から非常に喜んでくれて、こちらもハッピーな気分に。
「他にも携帯で困っている人いたらやるから言ってね」と伝えてその場は終わりました。
そして午後。
変えた1人が携帯で1人、また1人と友達を呼び始めた。
最終的にはかなりのインド系の見た目の人が携帯のイベントブースに集まり、
日本人の方が「ココハドコデスカ?」の状態になtた。
これは面白いやと思い、全員とヒアリングを兼ねて雑談。
日本の4年生の大学の院生が多かった。
この時点で、IQ,EQ,英語のレベルは高い。
あんまり言いたくないが、日本人より話が通じる場面の方が個人的には多い。
なので、ガンガン情報を渡していけば、自分達で情報処理し、どうやればベストかを私の方に提案してくる。
そしてその通りだよといえば、1秒後には携帯を鳴らし、行動に移し、自分の携帯を変え、
仲間を呼び、次から次へとキャンペーンの恩恵を享受していく。
もちろん後でめんどくさいキャンペーンなども世の中にはあるが、私がやる分には少なくても
「めんどくさい話をお客さんに提案しない」
言い換えると、成田FCで「めんどくさくならないようにセールス設計している」ので、
それを英語で話しているだけ。
結果的には彼らのコミュニティの人がほとんど来てくれた。
在留カードの残期間や様々な法的課題があり、全員は変えられなかったが、それも一件ずつ法人営業経験を活かして丁寧に対応した。
すると最後に彼らはこう言った。
「次はいつくるの?」
やっぱりこうなると彼らの期待に応えてあげたいと思うのが人情。
久しぶりにホントにwin-winなセールスをした気がしたなー。
また行こう。