お客様が店舗で心地よく過ごしていただくためには、内装やインテリア、照明だけでなく、BGMも重要な要素になってきます。
最適なBGMを店内でかけることで、お客様の購買意欲を高めつつ、店舗のイメージアップにもつながってくるでしょう。
そこでこの記事では、BGMを選曲するポイントとBGMによる売上アップの効果についてお話していきます。
BGMを選曲するポイント
店舗のコンセプトに添った音楽
例えばカフェの場合、ジャズなどのゆったりとしたリズムの音楽を、アパレルショップでは今流行の音楽やポップな洋楽など、店舗のコンセプトに沿ったBGMを選曲すると良いでしょう。
競合のお店に一度調査をし、そこで流れているBGMの特徴などを参考にすると、より明確に選曲することができます。
ターゲット層に合わせた音楽
アパレルショップなどは同じ業界でも、流行のファッションや古着、ビジネススーツなどターゲットの層がたくさんあります。
自身の店舗がどの客層をターゲットにしているのか把握することでよりBGM選曲の質が向上するでしょう。
時間帯や季節にあった音楽
夏なら半袖で草原を駆け抜けるような爽やかな印象を、冬なら寒い時期に心や体が温まるような演出のあるBGMなど、季節や時間帯によって合わせたBGMを流すことでお客様の購買意欲を上げることができます。
季節の節目の時、商品の交換と一緒にBGMを変更してみると良いでしょう。
店内BGMで売上が上がる理由
滞在時間が長くなる
心地のいい音楽をかけることで、お客様に安心感を与えることができます。
その安心感により、お客様は無意識的に滞在時間が長くなる傾向がみられます。
逆に心地が良くない・雰囲気に沿っていない音楽をかけた場合、お客様はストレスを感じてしまい滞在時間が短くなるでしょう。
お客様の滞在時間を長くするための一つの手段として、BGMを選曲することが重要です。
顧客満足度の上昇
店舗で一度お買い物をされたお客様が、今度はリピーターとして再度ご来店される可能性が高まります。
お客様が満足されるお買い物ができた場合、「またあのお店に行ってみようかな」と再度来店する意欲が芽生えて店舗を継続的に利用されるでしょう。
店舗のイメージアップ
BGMにより、店舗の個性がより強く表現され、ブランドイメージを確立することが可能です。
自店舗のブランドを作ることで、より多くのリピーターや新規顧客の獲得につながります。
チェーン展開されている店舗も同じで、BGMに個性を出すことで他店舗との差別化も図ることができるでしょう。
まとめ
今回は、BGMの選曲の重要性や選ぶ際のポイントについて解説しました。
店舗のBGM選曲は、内装やインテリア選定に並ぶくらい、運営する上で重要な要素になってきます。
この記事を機に、自身の店舗のBGMはコンセプト、または季節に沿った楽曲になっているのか、一度確認をしてみると良いかもしれません。
コンセプト・時期に合わせた楽曲を選択し、売上アップ・顧客満足度の上昇に繋げていきましょう。