㉙失敗の再現性「当事者を責めてしまう」

問題が尽きない店舗で共通している事。

何かミスや不祥事があった場合に【当事者を非難】してしまう事。

●アイツのミスだからアイツが悪い!

●なんで立て続けに同じミスが起こるんだ!

完全にコレ。

簡潔に言えば問題の捉え方を間違っている。

  • 「問題を解決」より「自分の感情」を優先している。
  • 問題の芯を捉えていない。
  • 効果的な策が打てていない。

上記は絶対に問題解決に繋がらない。

 

 

「罪」を憎んで「人」を憎まず。

「何が本当の問題なのかを考える」

ミスや不祥事が起きたら決して感情的にならず「問題の根っこ」を捉える。

なぜ感情的になってはいけないかと言えば「思考力が低下している状態」だから。能力が落ちているのだから当然「失敗する可能性が高い状態」と言える。

だから感情的になってはいけない。

「誰がやったか」は問題の本質ではない。

  • どんな行為だったか?
  • なぜそういう事になったのか?

ここに問題の本質がある。

 

 

「人」と「行為」を分けて考える。

単純ミスは当人を責めれば解決するか?

感情最優先主義だとYESと答え、論理的思考で考えればNOになる。

YESと考える人は出てくる問題に対して都度都度対処しているだけで根本的解決を目指していない。

一方

NOと考える人は出てくる問題に対して根っこを叩き根本的解決をしようと考える。

根本的解決を目指さない場合は穴の空いたバケツにヒトモノカネを永遠に注ぎ続ける様なものなのでどこかで限界がくる。

だからミスや不祥事の「行為」そのものを恨み、当事者である「人」を憎んではいけない。

もしも当事者が普段から真っ当に仕事をしていた人であれば傷ついてしまい仕事のパフォーマンスを落とすだろうし、最悪の場合は退職してしまうだろう。

ただし

当人が同じミスを繰り返したり、意図して不祥事を起こしたのなら、その人間自身に問題がある事は言うまでもない。

 

以上

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