自分より優れた者に働いてもらう技術②

臨機応変、朝令暮改。

絶体絶命の危機的状況から目標200%を達成した技術を公開する記事です  ※第1回

【前回までのあらすじ】

即席チームで過去にない高い数値を2日間で目指す。

しかし当日陣頭指揮を取る筈の方が病欠。急遽、私が陣頭指揮を担当するも準備不足の影響をモロに受け、開始4時間(2日間で16時間の営業)を経過した時点で達成率わずか3%という緊急事態に。緊急MTGを行う事になった。

 

選択と集中、論理と感情。

ピリついた内面は互いに見せず緊急MTGが始まります。

暗黙の了解で自然とそうなりましたが利害も一致しています。仮に怒りが外に出たとなれば、誰かのその怒りに対応する事になり解決すべき問題が1つ増えてしまいます。コレは非効率です。実際に時間との戦いなので、ここで必要なのは「選択と集中」でした。

決めた事は以下です

  • 前任者の戦略を捨て「新しく戦略」を構築する事。
  • 同現場での「成功事例」を踏襲する事。
  • 現在のメンバー向けに成功事例を「カスタマイズ」する事。

現在上手くいっていない事は数字から見て明らかな為、会場のレイアウトもオペレーションも全て変更する事にしました。変更の目的は「集客数」を増加させる為です。課題をプロセスから洗い出した結果です。

通常、どんな会社も忖度からか現在と変更をせず結果を出そうとする動きもあると思います。今回の場合そんな事は言ってられません。優先度として「やり方」にこだわるのではなく「結果」にシフトしました。

 

手段と目的、精神と仕組み。

今回の様なケースが会社内であった場合「手段」を変更しない事も実際多いのではないでしょうか?しかし僕らはそうしませんでした。

あまりにもデメリット危険性が多かった為です。それが以下です。

  • 各々は頑張っているのに結果が出ないためメンバーの「モチベーションが低下」してきている
  • やりにくい会場レイアウトを実際に動くメンバーに強制しており「集客」に影響が出ている
  • 1日目前半の段階で確実に「目標未達」進んでいる。

このままでは「目的」の逆を行っているにすぎません。これではやる意味がありません。やる意味が見出せない以上、働いているのが馬鹿らしくなります。そうなればメンバーは時間が過ぎるのを如何に楽しながら待つか、になってしまいます。

つまり上からの意見であった「手段」を優先すれば「負け」は確実でしたから、仮に気分を損ねる様な事があっても「結果を追う」事にしました。それは「数字」が出ていれば結果的にクリアできると踏んだからです。

そして短時間でしたがMTGで十分な話し合いをして現場に戻りました。

この時点で1日目は残り3時間半。達成率わずか3% 

ここから巻き返しを図ります!

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