❸失敗の再現性「全部やろうとする」

問題が尽きない店舗で共通している事。

共通して言える事はほぼ確実に【全部やろうとする】

●全部を自分でやろうとする。

●やりたい事を全部やろうとする。

完全にコレ。

意識が高い、生真面目、そういう人にありがちなのが【全部やろう】とする事。

下に任せる事が出来ずに【自分でやった方が早いし正確】として仕事を取り上げてしまう事。

これは非常にダメでコレをやると

  • 組織が育たない
  • 人が育たない

が起きる。

シンプルに店長がやってしまえばその分の自分の時間を取られてしまう

そして下は仕事の経験値が減るために練度が足りず成長が遅くなる。

お店を良くする為の思考や行動に充てる時間が無い。そして下が育たない。

結果として組織の成長は止まる。詰んだ状態になる。

 

 

パワープレイは続かない。

ひと一人の力はたかが知れている。

店長が人の2倍仕事が出来てもダメ。パワープレイで何とかしていてもそれは続かない。時間も体力も尽きる。

それなら一人一人の能力が10%でも高まる様にした方が良い。それだけで売上は10%増える。店長の時間も10%増える。その分で更に組織が成長する方法を考える時間ができる。

つまり全部自分でやっていると成長のサイクルにいつまで経っても入れない。これは個人商店だとよくある気がする。複数店舗を運営している会社だとその事がよく分かっているので必然として店舗を増やせる。増やしたいのに増やせないという場合は自分の時間を作ることを後回しにしている。

「人を活かす」という事をやらないと組織は絶対に育たない。最終的にワンオペ店舗になってしまう。

しかしながらワンオペのラーメン店なんてのも味があって筆者は好きだったりもする。

 

 

選択と集中。

やることは【選択と集中】という事は何度も言われてる人も言われていない人もいるけど、例外なくコレは間違いない。

理由として【時間は限られているから】それだけ。

ただここで問題が起こる。なんど言われてもピンとこないという現象。そういう場合の決まり文句は絶対にコレ「全部大切」

つまり【選べない】という事が根底にある。だから【全部自分でやろう】としてしまう。

そういう場合にオススメの方法が一つだけある。これなら選べない人も大丈夫。とてもシンプルな方法。

【やらない事を決める】コレだけ。

とにかく一つやめてみる。すると意外とそれでも大丈夫だったりする事に気がつくと思う。そしてやめた分の時間が絶対にできている。それを何に使うか考えてみる。

そこに新しい事を詰め込んでみる。

もうそれだけでワクワクした気持ちになる事が想像できると思う。

 

以上

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