❺失敗の再現性「盗もうとしない」

問題が尽きない店舗で共通している事。

共通して言える事はほぼ確実に【他者(他社)の良い点を取り入れる事】が出来ていない。

●あの店は上手く行ってるけどオーナーが気に食わないから参考にする箇所は全くない。

●自分が好きなものしか見ない・体験しない。

完全にコレ。

そもそも創造は模倣から始まる。という人類の普遍の原理原則を無視している。もしくは人類史を学んでいないのかもしれない。

人類は今日に至るまで積み上げの歴史の上に成り立っている。それを止めた時点でレースから降りている事になる。結果としてそういうお店の売上は下がる。

コレを自然淘汰という。

 

 

見て盗め。

「見て盗め」

現代でコレを言うと「時代錯誤だ」みたいになる。

コレには自分も半分だけ同意。あと残り半分は「教えよう」と思う。だからこそこの記事を書いている。残り半分は「見て盗め」なわけだけど、これはシンプルに方法としては「見て盗むしかない」そういう事柄だから。

勘違いする人がいるから予め言うと「丸のままパクれ」という意味ではない。

お店のコンセプトからメニューから商品までそっくりに真似たラーメン店とかマジでアホかと思う。こういう店は既に思考が停止しているので遅かれ早かれ淘汰される。とはいえ費用分の回収が出来ていれば会社としては万歳という事も言えるのは不都合な真実。

それはそれとしても

常にアンテナを張って見たり体験したりしていると自然と自店に活かせる箇所は必ず見つかる。

コレが出来てないと例えばラーメン店に食べに行った時に「美味しい」「美味しくないか」しか情報がキャッチできない。勿体無いどころの話ではない。

単に腹を満たしただけでそれ以外の沢山の情報がある事に気がついていないのだから。

 

 

「観察」する。

【見て盗め】の前段階には【観察する】という事がある。

  • 繁盛店に行ったならなんで繁盛しているか観察する
  • 不人気店に行ったならなんで人気がないか観察する
  • CMを見てどこの層に何をどうやって伝えて購入の心理を引き出してるか分析する

そう考えると世の中は「学びしかない」

だから基本的に仕事が出来ない人というのは「観察していない」

まずは観察から始めよう!

 

以上

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