自分より優れた者に働いてもらう技術④

既存の意識に囚われずPDCAを回す

絶体絶命の危機的状況から目標200%を達成した技術を公開する記事です  ※第1回第2回第3回

【前回までのあらすじ】

即席チームで過去にない高い数値を2日間で目指す。

初日から統括者の急な病欠。営業時間1/4が経過した時点で達成率わずか3%の窮地。急遽MTGが行われ即時挽回に取り掛かる。

 

適材適所。

絶望的にな進捗状況を踏まえ緊急MTGを行い即時改善を図りました…

先ずは売場レイアウトを大幅に変更。これで「集客」が大幅に改善。商談スペースも「満席」になる事が多くなりました。

また売場レイアウト以外に変更した点は「オペレーション」です。

主にやった事は「役割分担」です。

それぞれのパワーバランス得手不得手を加味した上で配置換えをしていきました。

各々自分がやるべき事が明確になった事で「役割に集中」する事が出来る様になり、それぞれで「最適なパフォーマンス」を発揮できる様になりました。この効果は絶大です。

集客→商談→契約→アフターフォロー、セールスには必ず流れがあります。その流れを「よりスムーズ」「より多く」「より早く」する設計するで「結果」が変わります。配置換えとはその流れを作る事です。

 

指示は具体的に。

結果が出ていなかったのは各々に明確な役割がなく平たく言えば「全部やって」という状態だったからです。私は急遽、陣頭指揮を取る事になった為に各人の能力わからず、それを見るためにあえてそうしたのですが驚くほど結果が出ませんでした。その見極めに時間はかかったものの1日目の結果は…

目標値に対し46%達成です!

わずか3%の達成率からV時回復。正に復活と言えます。

しかしながら今回のミッションは200%の達成なので、まだまだ足りな過ぎる結果として1日目を終える事になりました。

【追記】

ここでやってはいけないのは「不得手」な事を無理にやらせる事です。状況として「即席チーム」ですから時間もないですし、不得手な事が急に得意になるという事は現実的に不可能です。その意味でも無理してやらせる意味はありません。むしろそれはただの意地悪です。またセンスのない人は「各々考えて動いて」という指示を出しがちです。そして結果が出なければ激昂するというという流れです。これも圧倒的にダメです。主導権をスタッフに持たせた自分自身の責任ですから当然です。むしろ考える事を放棄した結果なのですから、本来なら自分自身に対すべき怒りを下のスタッフにぶつけている図式です。これはとても情けない姿です。

では今回の記事はここまで✋

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