問題が尽きない店舗で共通している事。
共通して言える事は【失敗から学ばない】こと。
●成功事例を取り込もう!
●たまたま上手くいかなかっただけ次は上手くいく!
完全にコレ。
「失敗から学ばない」という事。
「今まで上手く行かなかったけど急展開して上手くいく」みたいな物語が好きだからなのか「失敗を学ぶ」より「成功を学ぶ」方がワクワクして成功に近づくと考えているからなのか、いずれにしても人は「不快なことを避ける」傾向がある。
だが成功法則は再現性が低く、逆に失敗の再現性は高い。
むしろこの2つは同列上にあって表裏の関係ではない。
失敗の可能性を減らした先に結果として成功があると言ってもいい。
成功体験。
過去の成功体験が現在の失敗体験に繋がる。
過去の成功体験に囚われてしまい古い体質となり結果として落ちぶれてしまう。そういう出来事は大なり小なり生活の中で見たり聞いたり体験したりすると思う。
これは2つの理由からあまりに当たり前なこと。
- 現在は過去の積み重ね
- 時間は前にしか進まない
「現状維持が緩やかな後退」になる理由がこれで、成功当時は少し時代を先取りしただけの事で時間が経てば古いモノになるから。
それが分かっている人は成功し続けるため「変わらない為に変わり続ける」、だけどそれを外から見ると「変わっていない」様に見える。
キラキラした部分「成功体験」しか見えていないとは時間軸上の「点」しか見ておらず「線」になっている事に気がついていない。
「勝つ」より「負けない」
1、算多きは勝ち、算少なきは勝たず。
孫子の言葉。勝算が無いのならば負ける可能性が高く、勝算があれば勝つ可能性が高い。「可能性を上げる」ことをやらず気合と根性だけで今までと何も変えず突っ走る事は結構やる人が多い。「考える」ことはストレスだから。
2、戦わずに勝つ。
戦わずに降伏させるのが最上の勝利。戦って打ち負かすと血が流れ恨みも生まれる。先の戦争から言えること。
3、勝つより負けないこと。
勝っている状態とは負けていない状態ということ。再起不能にならない事が重要。