罪を憎んで人を恨まず。

才能ゼロでも出来る使える手法とテクニック⑩

いつの時代もそうですが店舗ビジネスでは『新人が育ってくれない』『人が辞めていってしまう』『部下のモチベーションが低い』など【人】にまつわる悩みがあるあるだと思います。

『大きな結果を作りたい!』そう志はあるが上記の『悩み』が壁となって一歩踏み出せない。。。

そんな『日常に転がる悩み』解決のキッカケを店舗での仕事を約20年やってきた凡人である自身の体験から【才能ゼロでも出来る使える手法とテクニック】として私の記事ではお伝えしていきます!

全ては【言語化】を中心に考えていきます。

それでは今回のテーマは【ミスは起こるもの】について記事です。

ミスが起こる原因を根本から考えよう!

特に新人さんの場合がそうですが【ミス】が起こりがちという事があります。新人さんでなくとも【ミス】が頻繁に起こるという事もあります。

その場合の【当事者が悪い】であるとか【当事者だけに避難が集中】してしまう事の無益さについての記事です。

そもそもですが当事者はミスをしようとしているのでしょうか?そんな事は基本的にありません。※組織に不満や恨みがあり故意に行う場合がないとは言えないですが今回の記事はその場合を除きます。

当たり前ですがミスは誰得でもありませんよね。

もっとも「ミスが改善されること」と「当事者を避難すること」はイコールではありません。

「非難」したところで【問題解決】には繋がらないわけです。

 

根本原因を対策しないからミスは起き続ける。

百歩譲って非難された当人が工夫してミスが起こらなくなったとしても、それは「局所的な解決」であって「本質的な解決」にはなっていません。

根本原因を改善しているわけではなく枝葉の部分を改善しただけなので同じようなミスが組織内で起こり続ける可能性が高いです。対策しても対策しても「様々なミスが出てくる」。これに関しては思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか?

もしもミスが起こる根本原因を解決したいのならば「個人の問題」と考える前に「組織の問題」を疑わないといけません。

組織の問題とは……

  • そもそもミスが起きやすい配置になっているのではだろうか?
  • 大体にしてオペレーションに無理があったのではないか?
  • 魔が刺してしまうような環境だったのではないだろうか?

以上のように「仕組み」自体に欠陥がないかを探すことです。

人間はミスをするものです。そもそも「ミスをしない前提」で考えるからおかしくなるわけです。ミスは起こる前提で「先回りして対策する事」をしないと【問題解決】はありえません。

行為を恨んで人を憎まず。

例えば「事務所内での盗難」があったとします。店舗内はみんな親切で信用できる人ばかりでした。盗難現場は「私物が出しっぱなしで施錠管理されていない」環境だったとしましょう。

盗んだ犯人が100%悪いのは前提の上で、この場合に発生を防ぐ為には「物を盗むのは犯罪だからやめましょう」と全体に喚起する事と「私物の施錠管理を徹底する」と対策した場合を比べるとどうでしょう?「盗難」という現象を止めるにはどちらが有効でしょうか?

この場合「盗まれやすい環境」に問題があります。

もっと言えば、どんな良い人でも生活に困窮していたとすると大なり小なり魔がさす事もあるでしょう(行動するかしないかは別問題です)。そんな時に「盗難が起きにくい環境」が出来ていれば、その当人も犯罪者にならずに済んだとも言えます。

つまり「当事者の非難だけをして終える」という事は「根本問題を放置している」と言い換える事も出来ます。

それはとても危険な事です。場合によってはモラルの破綻が起きてやがて組織を崩壊させます。実際に私は一つの部署が無くなるのを目にした事もあります。

とはいえ

無論、何度も何度も同じミスを起こし改善する態度がない場合や、故意にミスを起こすのは論外です。その人間自身に問題があるという事は言うまでもありません。

では今回の記事はここまで✋

 

 

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